本日、東京都で新型コロナウイルスの感染者が新たに260人、大阪府では過去最多となる149人、国内で771人の感染が確認されました。

佐賀県においても6人の新規感染者が確認されましたが、すべて20代。東京でもそうですが、若者に端を発して、次第に他の年齢層にも波及していきますから、用心しなければなりません。

 

そして、GoToトラベルキャンペーンで、人の流れが生み出される一方で、人口5000名の鹿児島の与論島でクラスターが発生しました。島で唯一の総合病院でも医療従事者が感染しています。

観光が主たる産業の離島や人口の少ない地域は、クラスターが発生した場合に、医療提供体制が脆弱で対応が十分にできない恐れがあります。

人の交流を止めずに、感染拡大防止を図るという、極めて難しい連立方程式を解く上で、各地域の実情を踏まえた首長さんの判断が大切になってきます。

 

与論町長も、島外からの来訪の自粛を強く呼びかけておられますし、各地域の観光地でも特定の感染拡大地域からの来訪をご遠慮いただく対応も出てきています。

 

全国的なGoToキャンペーンと、各地域の思いが、うまく両立できるよう知恵を絞る必要があると思います。