谷垣総裁は、党三役を50代で固めた新しい執行部を発足させました。幹事長に石原伸晃組織運動本部長(53)、総務会長に小池百合子広報本部長(58)を起用しました。
石破茂政調会長(53)は留任させ、大島幹事長は副総裁となりました。若くて知名度も高い執行部でアピールし、政権奪還に臨むこととなります。

総裁は「早期に民主党政権を衆院解散に追い込みたい」とのべるとともに「追い込むにも整合性と良識を持ってやらなくてはいけない。国民生活のため協力すべきところは協力する」とも述べられました。
この点においては、参議院の対応が問われます。最強の野党、そして与党を奪還するにふさわしい対応をしなければなりません。

8:30から、「茂木敏充2010政経フォーラム」で司会を務めさせていただきました。茂木先生は、金融担当大臣や党の要職を歴任されていますが、わたしも衆議院議員時代から大変ご指導いただいています。
茂木代議士は、参議院選挙の総括、民主党の代表選挙、経済の現状と打つべき対策などについて、約1時間講演をされました。

10:00からは、経済産業委員会。現在、国会は閉会中ですが、円高や株安が叫ばれる中で、政治的空白を考慮し、閉会中審査を行うこととなったものです。
直嶋大臣からも強い意気込みの表明はありましたが、具体策で何か目新しいものはありませんでしたし、民主党政権下での実績について経済効果がどれぐらい上がったかなどについても十分な答弁はありませんでした。
経済対策は「トゥーリトル、トゥーレイト」と言われ、対策発表後も為替や市場の反応は鈍いものとなっています。
海外移転を本気で検討する企業が増える中で、菅総理も代表選で「一に雇用、二に雇用」と訴えるのであれば、もっと抜本的な対策を打ち出さなければ話になりません。

15:55羽田発の飛行機で佐賀へ。
到着後、川副地区集落営農連絡協議会研修会に出席しました。会場の方からは、農政について多くのご意見をいただきました。

そのあと、仂会の例会。会員の方々にご挨拶をさせていただきました。