ゴールデンウィーク前半戦も返上して、国会審議を行うことになりました。
震災予算を一刻も早く仕上げるためですから、当たり前のことです。

12:00から、平成研究会意見交換会。

13:30から、参議院選挙制度に関する検討会。1票の較差を縮めるために、鳥取と島根とか、佐賀と長崎とか、人口の少ないところは2県で同じ選挙区にするという案も出てきています。
地方は都道府県単位で行政運営をしているのに、選挙区は2県で1区なんてことはおかしいと思います。
ましてや、長崎は佐賀県の2倍近くの有権者がいます。佐賀県の代表者は、圧倒的に不利です。

地方の声が届きにくくなっている現状があります。あまりにも一票の較差にこだわると、日本の政治の行く末がおかしくなると危惧します。

15:00からは、議員定数・選挙制度小委員会。衆議院の選挙区画審議会の審議状況について伺いました。ここも、都道府県に優先的に1議席を与える「1人別枠方式」をなくすべきとの最高裁の見解があります。
これを当てはめると、佐賀県は2人区になります。これも、容易には受け入れられません。

現在佐賀県は3つの小選挙区、東京都は25の小選挙区です。面積は佐賀県のほうが東京都よりも若干大きい。「1人別枠方式」をなくせば、佐賀は「2」、東京は「31」になります。
多数決を行えば、地方の声が届きづらいのは自明です。

夕刻は、面談など。

19:00から、本会議。一次補正予算の財政演説が行われ、各党による質問が行われました。
歳出はともかく、歳入には大きな問題があります。短い審議時間ですが、問題点をあぶり出さなければなりません。
21:00すぎに本会議が終わりました。