朝8:00より、社会保障制度調査会。介護保険改革についての議論がなされる。いろいろなバックグラウンドをもった先生方が、あらゆる角度からの指摘をなされる中で、改革案も充実したものとなっていく。自民党の部会の強みは、このような激しい議論の中で法案の骨子を固めていくことだと思う。9:40からは、国会対策委員会。来週の月曜日、火曜日も本会議が開催される旨の確認。本日上程される法案の解説など。10:00からは、厚生労働委員会。障害者自立支援法案の質疑がなされる。
12:45からは代議士会。13:00からは本会議。終了後直ちに厚生労働委員会。本日、自立支援法案の採決が予定されているとあって、多くの傍聴者が詰めかけられていた。
精神障害者も含めた幅広いサービスとし、義務的経費化することで安定した財源の確保を可能にするなど、障害者の方が地域で自立して生活できるようにとの主旨の法案。定率負担ということで、多くの反対を頂いているが、様々な軽減措置が講じられ、過大な負担を強いることがないように配慮されている。早期の成立を望む多くの声がある一方で、反対する声も大きい。与党としては、身体障害者の方々に対して一刻も早く安定したサービスを提供することが必要との認識から、本日委員会採決で可決した。傍聴席からは「人殺し」「少しでも私たちのことを考えたことがあるのか」といった罵声が浴びせかけられる。私は、寄せられた膨大な要望書には目を通したし、ここのところ寝ても覚めてもこの法案が頭から離れなかった。望まずして障害を持たれた方に対して社会として責任を持たなければいけない。しかし、責任政党として持続可能な制度としなければいけない。私たちは、決して障害者の方をないがしろにするわけではないことをご理解頂けない方が少なからずいることに対して、誠実に説明をしていかなければいけないと思う。裁決後も、しっかりとフォローアップすることが確認された。
法律を作るということは、その影響を受ける人の生活を大きく変えることもある。国会議員の責任の重さを改めて痛感。
18:30のフライトで福岡へ。佐賀に戻り、附属中学校の同窓会「白線会」の幹事会。その後、実家へ。