221fbeea.jpg21年度補正予算案が、今日の衆議院本会議で可決された。民主・社民・国民新党は欠席した。与党案に賛成でなくても、出席して自分たちの考えを述べ、そして反対を投票で示すことが議員の本分だとすれば、この大切な景気対策に対する採決を欠席したことは無責任だと思う。

この補正予算は総額13兆9256億円、新規国債発行額は10兆8190億円と過去最大で、雇用や企業の資金繰り対策が柱となっている。

世論調査ではこの補正予算を「評価する」人よりも「評価しない」人が大きく上回る。大盤振る舞いの「ばらまき」との批判もある。

しかし、13日発表された4月の景気ウオッチャー調査では街角の景況感を示す現状判断DI(指数)が前月比5.8ポイント上昇の34.2と4カ月連続で改善したことからも見られるように、景気対策が景気を下支えしていることは事実だ。
これまでの対策がなかったら、もっと景気が下向いていただろうことを考えると、批判があろうとも必要なことはやる勇気が必要だ。
ただ、国債は後世に対する負の遺産なので、できるだけ少ない額で最大の効果が得られるかどうかの検証は常にしていかなければならない。

朝は、特別支援教育に関する部会。

そのあと、東与賀中学校の国会見学のところにごあいさつ。

それから、レク、資料作成など。

12:45より代議士会、13:00より本会議。午前中に参議院で、在沖縄米海兵隊のグアム移転に関する協定締結の承認案が否決されたことを受け両院協議会が設置された。

15:30からの2度目の本会議で、両院協議会の協議が整わず、衆院の議決が優先することが宣言された。

06年に合意した在日米軍再編の「ロードマップ」で、海兵隊約8000人とその家族約9000人が14年までにグアムに移転する協定。その移転費用102・7億ドル(約1兆270億円)のうち、日本側の直接負担額はグアムの施設整備など28億ドル(約2800億円)が上限となる。

午後は、自室での面談や調べものなど。
14:30からは、佐賀選出の国会議員の方々と打ち合わせ。

夕刻、18:50からの本会議で補正予算案が通過。

民主党の代表選挙は、鳩山幹事長と岡田副代表が立候補することが明らかになった。他党のことなので、私がとやかく言う話ではないが、とにかく開かれた形で国民に見える代表選をしてほしい。16日に立候補を受け付けて、その日に投票するスケジュールで本当に政策の議論などできるのだろうか。疑問に思う。