a37b4b72.jpg朝は、事務所でミーティング。昨日の鳥栖市長選の結果を受けて、今後の活動のあり方を考える。また、週末に迫った新春の集いの詰めを行う。そのあと、鳥栖市に向かう。選挙の結果を受けて各方面に挨拶をさせて頂いたが、いろいろな見方があるものだと考えさせられた。
夜は、「集まろう会」の会合。約半年ぶりに逢った方々から、様々な話をお伺いした。
今日は、昨日の鳥栖市長選挙の結果を受けて各方面から電話が入った。自民・公明が推薦した候補が負けた。応援する市会議員の数も圧倒的にリードしていた。しかし、既存の組織では捕捉できない多くの有権者が橋本新市長に流れた。マニフェストが争点になった中で、その中身の目新しさが目をひいた面もあろう。それよりも、何らかの「変化」そのものを求める意識が投票に働いたのではないかと思う。「かえる」という相手のキャッチフレーズが功奏した。
牟田市長(現時点では在任中)は、2期8年の間に着実な行政運営をされてきた。失礼を顧みず言えば「そつのない」行政運営だったと思う。しかし、粛々と淡々としたその運営は、一般市民からすれば刺激が少なかったのかもしれない。
今の安倍政権の支持率低下と重なって見える部分がある。小泉前総理は、メディアなどを使って常に国民を刺激してきた。その刺激に慣れた国民からは、安倍総理の意思決定のありかたがはっきりと見えないため、刺激が足りない=情報発信が足りない=リーダーシップがない、と映るようだ。実際は安倍さんのリーダーシップが足りないわけではない。しかし、一般の国民・市民にどう見えるのかで判断されるのだ。
であるならば、議員や首長は今後の活動のあり方を見直さなければいけない時期に来ているのではないかと思う。迎合してはいけないが、常に何らかの刺激を与え続けなければいけない。しかし、同じやり方での刺激には飽きが来る。どのような情報発信をしていくか、その手腕が問われる。
いずれにしても、橋本新市長の下で新しい鳥栖を築いていかなければならない。地域選出国会議員として、引き続き地域の重要課題に全力で取り組んでいくことをお誓いする。