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衆議院予算委員会では、今日から令和2年度第2次補正予算の審議が始まりました。
参議院においても、明後日からの審議に向けて協議を行いましたが、開催に向けての合意を得られることができませんでした。明日、再度協議を行います。

国会審議においても、「持続化給付金」の事業を、国から委託された社団法人が大手広告代理店の電通に再委託している件について、多くの質疑が行われています。支出に問題がないか、しっかりとした説明を行わなければなりません。

また、観光や飲食、イベントなどの需要喚起のためのGo To キャンペーンについても、事業委託先を公募中でしたが、一括の公募を見直して、事業分野ごとに執行団体を公募し直すことになりました。
費用の構図を分かりやすくすることで、チェックが効く体制を構築することが求められます。

一方で、Go To キャンペーンそのものの是非について問う意見もあります。
佐賀県にも、多くの素晴らしい観光地や温泉などがあり、そこには素敵な宿がたくさんあります。
参議院予算調査室が作成したレポートを添付していますが、家計調査の宿泊料支出ではこの4月が前年同月比▲94.7%、またREITによる客室稼働率はコロナ前の80%台後半から90%台前半に比べて4月には9.8%から30.1%と、壊滅的な状況にあることが分かります。
コロナ収束後には、需要喚起策を講じなければ経営継続は困難です。
収束に力を注ぐ一方で、その後を見据えた政策を示すことも重要だと思います。