憲法記念日。
新型コロナ対応で憲法の議論を落ち着いてやれる状況ではありませんが、論点の一つに緊急事態条項を設けるべきかどうかというのがあります。
新型コロナウィルス対応に伴う非常事態宣言では、他国に比べて要請ベースしかできないことの問題点も指摘されています。
当然、収束に向けた対応が第一ですが、その先には今回のことも踏まえた議論が必要だと思います。

政府は緊急事態宣言を5月31日まで延長する方針を固めました。
一方で、特定警戒地域以外の地域では、制限を緩和することも示される方向です。
現下の状況で、緊急事態宣言の延長は止むを得ないと思います。一方で、かなりの我慢を長期間続けていただくことは、経済活動や社会活動、教育現場などにさらなる歪みを生じさせることにもなります。
状況を見ながら、地域毎に少しずつ緩和していくしかありません。