9d69cd85.jpg午前中は、都内を挨拶廻り。12:00より、平成研究会定例総会に出席。入会のご挨拶をさせて頂く。本日の新聞各紙に私が平成研究会(津島派)に入会するとの記事が出ていたことで、各方面から反響があった。ご批判があったことも確かだ。
私は当選をさせて頂いてから約8ヶ月間、敢えてどこの派閥にも属さず、党の中でどのように活動していくべきかについて思慮してきた。その上で、自分の思いや地元の声を国政に届ける上で政策集団に属している方がいいのではという思いに至った。これは、無派閥だと何もできないというわけではなく、より活動がしやすいのはどちらかという観点だ。
これまでの、自民党における派閥運営にはいろいろな弊害があったことも確かだ。これは、いろいろなマスコミも報道している。しかし、派閥のあり方も変遷してきている。かつてのように派閥のトップ(領袖)が会員の面倒を見て、それに対して会員は忠誠を誓うと言った、かつての封建制度のような一面はほとんどなくなってきている。そして2大政党化が進み、より政策が問われる時代において、考えが近い方々と政策について勉強し、提言していくという派閥の政策集団としての意味合いが強くなってきていると思う。
平成研究会に入会したのは、ご指導を頂く先生方、考えが近いと思われる先生方が多く属されていることや、自由党の吉田茂派を起源に持ち、佐藤栄作氏、田中角栄氏の流れをくむ保守本流の思想に共感を覚えること、「格差社会」などがクローズアップされる中、地方への視点もしかりと持っていることなどが挙げられる。
良きものは受け継ぎ、そして変えるべきものは勇気を持って変えていくといったスタンスで、自分を失わずに活動していきたい。

夜は、「小渕恵三先生を偲び小渕優子君を育てる会」に参加。会場には多くの方々が詰めかけられ小渕元総理の遺徳を偲び、小渕優子先生のますますの活躍に期待を寄せられていた。会場の壁に掛けられた、小渕元総理の数々の写真に、あらためて元総理の足跡を感じた。
その後、東順治先生の会に参加。その後、同僚議員などと会食をしながら意見交換。

(追記)平成研究会入会に関して、「敢えてなぜこの時期か?」との問い合わせがありました。今年9月に総裁選を控え、今後政局を見据えた動きも活発化してくる中で、態度を先延ばしにすれば総裁選がらみの動きともとられかねないとの懸念もありました。私の入会は、総裁選とは全く関係ありません。そして、来年の参議院選挙の動きとも関係ありません。
態度を留保し続けることが、「自分を高く売ろうとしている」といった疑いを抱かれることになるとすれば本意ではなく、この時期に決定したものです。