afeae7e4.jpg8:00から、年金制度を抜本的に考える会の勉強会。年金の所得代替率などについて、説明を受けた。モデル夫婦世帯(専業主婦)で計算すると、給付額の約4割が妻の分になる。共働きだと奥さんも保険料を払うことになるので、所得代替率は下がる。ただ、同一所得の場合は年金も同じになる。払った額に対して得か損かという議論については、3号被保険者の問題なども合わせて考えなければ、全体を見誤ると思う。

明日急遽、臓器移植法案について再質疑をすることになったので、午前中はその準備に充てる。資料を読み込んだり、専門家にヒアリングを行ったりする。

12:00からは、平成研究会の総会。
12:45から代議士会、13:00からは本会議。国会同意人事など。

13:30からは、都市政策研究会。衆院選に向けた政策について議論を行った。私からは、鳥栖市議会の調査などを元に、子育て支援の充実の必要性について述べた。特に家計のなかで子育てにお金がかかる時期と、政府の助成が一致しないことについては、是正の必要がある。
また、民主党の子ども手当のように直接現金給付をするよりも、幼児教育や高等教育の学費の無償化などの現物給付をした法が、少ない費用で多くの効果を上げることができる。衆院選のマニフェストに盛り込むべく働きかけていきたい。

また、選挙では何を掲げて戦うのかが、一番大切になってくる。相手は、「政権交代」という分かりやすいスローガンで来るのに対して、私たちの思いを端的に表すテーマを作っていかなければならない。ここからが、正念場になる。

14:30からは、運動器の健康を増進させ健康寿命を延伸させる議員連盟の会に出席。

そのあと、明日の質問の通告などを行う。

16:00からは、九州地方開発委員会。九州圏広域地方計画について説明があった。これは、九州の知事会や市長会、経済界などでとりまとめた今後の九州の青写真のようなもの。
さまざまな分野からの指摘が盛り込まれているが、東アジアとの連携を視野に入れゲートウエイ機能の強化などが書かれている。私からは、福岡空港を補完する意味で、佐賀空港と北九州空港(ともに24時間離発着可能)を有効活用する大切さについて述べた。
また、治水の観点からも、農業用クリークの法面崩壊などに対してもっと目を向けるべきであることも発言した。

夜にかけて質問の準備。