c52f8b27.jpg14:20に「福田提案を支持し道路特定財源の一般財源化を実現する会」のメンバーたちとともに福田総理と面談。13日再議決される見込みの道路整備費等財源特例法について意見を交わした。

この法律は、総理が提案した来年度からの一般財源化や、道路中期整備計画の見直しとは全く矛盾する中身になっているが、地方の歳入に穴を開け続けないためにやむを得ず再議決するもの。
矛盾するのであれば、どうして参議院で修正しないのかとの声もあるが、総理からは「20年度予算でもそう、今回もそうだが、何度も修正協議の申し入れをしている。民主党案も一定までは呑む用意があるとのメッセージを発しているが、全く応じてこない」と野党の対応に不満を示し、このことがなかなか報道されないとぼやかれていた。
総理は先般の与党合意に引き続き、「来年度からの一般財源化」を明日の閣議決定でしっかりと担保することを約束。野党が与党合意や閣議決定は覆すこともできると反発していることに対して、「総選挙のマニフェストも党で決めて国民に約束していること。これはマニフェストなんだ。守らなければ自民党は終わる」とはっきり仰っていたのが印象的だった。
「まずは無駄をなくすことが第一。お店が定期的に棚卸しをして商品の確認をするのと同様、政策についても棚卸し作業が必要。これまで、行政は一度決まったらその後の再点検を怠ってきた。そこに様々な無駄が潜んでいる」との認識を示され、その通りだと思った。
総理のこのような想いが、国民にはほとんど伝わっていない。メンバーからも「総理自身がもっと積極的にメッセージを発するべき」との意見が相次ぎ出された。

夕刻、後期高齢者医療制度に関する問題点についての洗いだし。

19:00からは渡辺金融担当大臣を囲んでの夕食会。今国会に提出している公務員制度改革法案。日程の都合もあるが、改革に後ろ向きといわれないよう成立を目指すべきとの声が相次ぎ出された。