菅総理は、本日、閣僚人事を行いました。東日本大震災の復興対策担当相に松本龍防災担当相(60)を充て、新設の原発事故収束・再発防止担当相に細野豪志首相補佐官(39)を起用しました。これまで松本氏が務めた環境相は江田五月法相(70)が兼務することになります。

驚いたのは、政務官の人事です。自民党の浜田和幸参議院議員(58)を復興対策本部担当の総務政務官として起用し、浜田氏は自民党に離党届を出しました。

浜田氏は、打倒菅政権を叫び、昨年夏の参議院議員選挙で鳥取選挙区から当選されたばかりの議員です。
打診する方も、受諾するほうも、あきれてものが言えません。復興は、党派を超えて行うべきものです。このような引き抜きが、相互不信を増長させ、復興への一致協力の足かせになることをどうして菅総理はわからないのでしょうか。

民主党幹部も、露骨に不快感を示しています。

浜田さんも、野党として復興に寄与することが十分できたはずです。ポストに目がくらんだといわれても仕方がありません。与党からも、野党からも信頼を失いました。

本日、18:30から自民党参議院幹部と予算委員会委員との懇談会がありました。今後の国会運営に関してさまざまな意見が交わされました。

朝から、佐賀市内のあいさつ回りをしました。

14:55佐賀空港発の飛行機で上京。その後、議員会館での打ち合わせなど。

夜は、予算委員会の懇談会。