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今日は、第二次補正予算に関して、参議院予算委員会で締めくくり質疑、採決が行われました。

自民党からは、山田俊男議員と私が質問に立ちました。

玄海原発の再開検討に関して、総理のストレステストの導入が遅れたために、佐賀県は振り回されました。ストレステストの導入は悪いことではありませんが、一度要請をした方針を土壇場でひっくり返すのであれば、何を信じていいのかわかりません。

海江田大臣は、知事や玄海町長に謝罪の気持ちを伝えられていますが、総理からは直接の謝罪がないままです。この事を問いただしました。

総理からは、「機会があれば直接お会いし、段取りについて大変申し訳なかったとお詫び申し上げたい」との言葉がありました。

であれば、8月9日に長崎で行なわれる原爆被害者追悼式典にお越しになる際に、佐賀県にも立ち寄られたら如何ですかと申し上げたところ、「検討したい」と答弁されました。

そのほか、ストレステストを二段階で行う事が、非常にわかりづらく混乱を生じさせかねないことや、ストレステスト後に四大臣の判断で再稼働をできるとする際に、その判断基準を明確にしなければ目標が見えないということを指摘させていただきました。

また、バックチェックで入力ミスがあった問題で、発見まで二年以上かかったことは問題です。事業者とは別に、独自のチェック体制を設けなければ不十分だと思います。
ストレステストも事業者の計算に基づくことになっていますが、二重、三重のチェック体制がなければ同じ過ちが出てくる懸念があります。

今後も、しっかりとみていきたいと思います。

16:00からは本会議があり、補正予算が成立しました。われわれは、この予算では十分ではない事を主張してきましたが、被災者のことを思い賛成票を投じました。

夜は、佐賀にもどって、会合に出席しました。