10:00から、B型肝炎訴訟原告・弁護団との懇談会に出席しました。
本年1月11日に札幌地裁が出した和解所見を原告団も政府も受け入れることを表明しました。
無症候性キャリアへの和解金が少ないなど、原告団としては必ずしも満足のいくものではなかったそうですが、苦しんでいる多くの方々のためにも一歩歩を進めるという観点から苦渋の選択だったそうです。
原告数名からも、これまで受けてきた差別や迫害などについての説明がありました。本当に辛かったんだろうと、目頭が熱くなるような内容でした。

ただ、除斥という大きな問題が残っています。発症から20年以上経過した被害者は、対象とならないという問題です。症状が重く、苦しんできた期間が長い人が救済されないというのは、おかしな話です。

立法措置などに向けた取り組みについて、要望を承りました。

11:30からは、佐賀県伊万里市からからお越し頂いた南波多区長会の方々と意見交換会を行いました。保利先生と私に対して、西九州自動車道の建設促進や、国道202号線の歩道の設置、清水橋および徳須恵川下流域の改修などについて要望を承りました。

14:10羽田発の飛行機で福岡へ。
佐賀市に移動し、18:00からの川副地区集落営農連絡協議会の懇親会にお邪魔しました。

18:30からは、佐賀市私立保育園会の集いに出席しました。
1月24日に出された、幼保一体化に向けた案はさまざまな問題をはらんでいます。直接契約によって保育が必要な人が排除される恐れがあること、行政の関与も曖昧なこと、公定価格に加えて利用料を任意に設定できるため保護者の所得によって保育水準に大きな差が出てしまう恐れがあること、株式会社の参入などによって社会福祉法人とのイコールフィッテングの問題が生じること、最低基準の問題などなど、挙げればきりがありません。

大切なことは、子ども達のためになる制度かどうかということ。
詳細が分かりませんが、今分かっているだけでも多くの問題があり、容認できそうにありません。

懇親会を通じて多くの先生方と意見を交わしました。