本日、参議院予算委員会の理事懇談会を開催し、緊急事態宣言の延長を受け、11日(月)の13時から予算委員会の集中審議を3時間コースで行うことを決めました。
テレビ中継を通じて、理解が深まる機会にできればと思います。

本日、政調、経済成長戦略本部・新型コロナウィルス関連肺炎対策本部合同会議が行われ、家賃支援に関して一定の結論が出ました。
これは、新型コロナウィルスの影響で収入が減少し、家賃の支払いが困難な事業者に対して、家賃の2/3相当を半年間、国が給付するというもの。
前年比で1ヶ月の収入が半分以上減るか、3ヶ月の平均収入が3割減少することが要件で、中小・小規模事業者が月50万円、個人事業主は月25万円を上限とする案となっています。
まずは融資を受けていただき、家賃の一定部分について後から事後的に給付します。
十分ではないとの声もありますが、家賃の都市と地方の格差を考えると、一定の上限は必要ではないかと思います。
今後、与党内の調整を経て対応を決定します。対応が遅きに失したといわれないように、追加の予算確保を含めスケジュールを決めていかなければなりません。

新型コロナウィルスの治療薬として、「レムデシビル」が国内で承認されました。審査期間を短くする特例承認です。
重症患者などに限定して投与されるとのことですが、国産の「アビガン」と違って、アメリカの製薬会社の製品ですから、日本に必要な量を早期に確保するべく調整を進めなければなりません。