6fefd9d9.jpg午前中は、打ち合わせや都内での面談など。

13:15から、総裁選挙公開討論会の事前会議。

14:00から、党本部8階ホールで行われた自民党青年局主催・女性局後援の「自民党総裁選挙公開討論会」に出席。

石原候補は、リーマン・ブラザースの破綻を受け「札束を持っている人がいい思いをする社会ではいけない。汗をかき物を作る人が報われる社会を作らなければ」。また、格差に対しては「社会資本の整備とともに地域コミュニティの再構築」を唱えた。

小池候補は、「自民党は改革政党ではなくなったとの声をよく聞く。改革を止めれば民主党にとって替わられる」。「霞ヶ関をぶっつぶし、人間・財源・権限を地方に移譲する。国会を一院制にし、定数を大幅に削減する」ことを提言した。

麻生候補は、自分の経営者としての経験を述べ、『「お母さん、飴ちょうだい」といった甘えの構造を持っていてはだめ』と自立を促しながらも「公正なルールを作ることは大切だ」と、不公平感の是正に言及。「若者がやる気を持つ社会、活力ある高齢社会」の実現に向けて意欲を示した。

石破候補は、「国民は本気で問いかけたときには、応えてくれる」。「国際社会が共同してテロと戦っているときに、油が高いからといってインド洋から引き上げるようでは、本当の信頼を得られるのか」。「政治家が迎合に走ってはいないか」と政治家の姿勢に疑問を呈した。

与謝野候補は、「責任政党、国民政党」としての自民党の原点に立ち返るべき。「年金・医療・介護の福祉政策を守っていくことは大切」。そのための財源を将来は消費税で賄わなければならないとし、「政治家は真実から逃げてはならない」ことを訴えた。

会場からも様々な質問があったが、それぞれ個性を活かし、誠実に受け答えをされていた。

総裁選挙を茶番だとの報道、またそういった意見を言う方をよく見る。私は党員であるから、贔屓目で見ているのかもしれない。しかし、ぜひそういった方にお願いしたい。断片的な報道ではなく、一度全員の話をじっくり聞いてほしいと。
少なくとも、私の目には、これまでの総裁選と比べても勝るとも劣らない素晴らしい議論が行われていると思う。議論を聞いていただいた方には、これは私だけの思いではないと分かっていただけるのではないだろうか。


夕刻にかけて、打ち合わせなど。
18:20羽田発の飛行機で佐賀へ。夜は、たかまろ会の会合に出席し、メンバーの方々にお願いのご挨拶をした。