2d235929.jpg今日まで、衆議院では施政方針に対する代表質問が行われた。公明党の太田代議士、共産党の志位代議士、社民党の重野代議士、国民新党の亀井代議士の4人が質問を行った。
麻生総理は、答弁の中で次期衆議院選挙は「税制改革だけでなく社会保障制度、財政責任を問うことで国民生活に責任を持つのはいずれの党か競いたい」と述べた。
私は、そのことに全く異論はない。であれば、これまでのような当たり障りのないような文言の羅列によるマニフェストではなく、次の総選挙では練りに練ったマニフェストを国民に提示し、これぞ責任政党というのを示さなければならない。
それは、ポイントを絞ったインパクトがあるものでなければならないことは言うまでもない。
そのためには、今から準備をしなければならない。ご承知の通り、自民党にも多くの考えがあるから、とりまとめは難航を極めるだろうが、だからこそ平場でも侃々諤々の議論を行いながらとりまとめる必要がある。一部の人たちの手によるマニフェストでは自民党は選挙は戦えない。今こそ議論すべき時ではないだろうか。全員を巻き込んだ幅広い議論を期待したい。

日本郵政の保養施設である「かんぽの宿」をオリックスに譲渡する方針に対して、鳩山総務相は本会議で改めて反対の意見を述べられた。郵政民営化の方針を作成した政府の総合規制改革会議にオリックス会長の宮内氏がいたことに触れ、「公職に就く財界人は、審議領域の中で企業としての仕事をしてほしくない」と「李下に冠を正さず」という言葉を用いながら批判をされた。
売却に関する課程を透明化した上で、多くの人に納得してもらえる道を探ってほしい。

9:40から、国会対策委員会。来週からの予算委員会日程などについて説明があった。

12:00からは、社会保障制度調査会医療委員会。研修医制度について研修医からヒアリングを行った。研修期間の短縮などが言われているが、「そもそも自分たちが行ってきたこの2年間は何だったのか」、「短期間で必要なスキルが身につくのか」といった率直な声を聞くことができた。

13:00ごろから、鳥栖からお越しになった方々に国会をご案内する。

14:00からは本会議。代表質問。

夜は、知り合いの方々と懇談。写真は、赤坂サカス。