衆議院本会議で、財政演説への各党代表質問が行われました。
自民党からは大島幹事長が質問に立ち、鳩山総理や小沢幹事長の資金問題について追及しました。

一言で言うと、総理の答弁は分かりにくいものでした。
首相が小沢一郎幹事長の献金問題で、数日前に「どうぞ闘ってください」と述べた件で、「誰と闘うのか。国策捜査とか指揮権発動のことを言いたいのか」と大島幹事長が問いただしたのに対して、総理は「小沢氏が幹事長職にとどまり、日本の政治の変革に向けて共に闘うことを了とした」と、明らかに逃げの答弁をしました。
この答弁に象徴されるように、何とか質問をかわそうとする姿勢が目立ちました。

私は、政治というのは「白か黒か」のように分かりやすい答えばかりではないと思っています。しかし、これまでの民主党のウリは「分かりやすさ」でした。
総選挙で勝利したのも「政権交代」、「官僚主義の打破」、「子ども手当て」、「高速道路の無料化」、「暫定税率の廃止」、「農業の個別所得保障」など分かりやすいことを掲げたことが理解を得やすかったのだと思います。
鳩山総理も、野党時代は国民に分かりやすく話をしていた気がします。

それが、今日の答弁のわかりにくさ。ここ数日の世論調査で、支持が急落しているのも、このはっきりしない総理の態度にあると思います。
明らかに説明不足の小沢幹事長に対して、なぜ何も言わないのか。なぜもっと説明を求めないのか。分からないことだらけです。

国会もスタートしたばかり。今後、私たちも分かる説明を期待したいものです。

今日は、朝は佐賀市内での面談。そのあと、鳥栖市に移動してあいさつ回り。

午後は、葬儀に参列。そのあと、佐賀市内での打ち合わせなど。