京都への出張。

駅近くのメルパルク京都で13:30から行われた「地方分権改革シンポジウム」に出席し、冒頭、主催代表の挨拶をしました。
当初は石破大臣が出席の予定でしたが、国会対応のため、私が挨拶をしました。

地方創生において地方分権の果たす役割とは何か。
地方分権改革有識者会議で提案募集検討専門部会長を務められている高橋滋・一橋大学教授が基調講演をされ、山田啓二・京都府知事と、横尾俊彦・佐賀県多久市長が取り組み事例の紹介をされました。
そのあと、有識者によるパネルディスカッションが行われました。

提案募集方式では、今年度に提案が実現するものの割合は7割を超えます。
たとえば、病児保育における看護師配置要件を明確化することで、緊急時にすぐに駆けつけられればいいというようなことが明確化されました。

希望する自治体に権限を移譲する「手挙げ方式」では、農地転用許可の市町村への権限移譲などが行われています。

また、ハローワークについても地方版ハローワークの創設と地方が国のハローワークを活用できる枠組みが設けられることになりました。

これまでの取り組みを事例集としても取りまとめました。

このシンポジウムでは、募集枠もすぐに埋まったそうです。
多くは、自治体職員や市町村議会議員さんたちですが、関心の高さが伺えました。