今日、尖閣諸島沖の衝突事件で、那覇地検が拘留中の中国人船長を釈放する決定を下しました。

理由としては、「我が国国民影響や今後の日中関係も考慮すると、身柄を拘束して捜査を続けることは相当ではない」としています。
政府は、あくまで検察の判断だったとしていますが、検察は事実に基づいて粛々と判断するのが仕事です。検察が、外交的を配慮するのはおかしな話ですし、この決定の陰には、政府からの強い圧力があったことは明白です。

領海侵犯に対して、中国の圧力に屈する形での釈放は、政府として極めて愚かな判断だったと言わざるを得ません。
この既成事実を元に、海洋権の主張もエスカレートし、日本領海内での違法操業等が常態化する可能性も高く、尖閣は明確な日本の領土にもかかわらず、なし崩し的に「領土問題」化されることも考えられます。

この愚かな政治決着で、今後の対応は難しさを増します。政権交代が起こる政治環境はいいのですが、外交にブレがあってはいけません。「国益をしっかり守れ」と強く抗議します。

7:35羽田発の飛行機で佐賀へ。

11:00から、建設業協会の理事会で講話をさせていただきました。秋の国会の見通しや、追加経済対策などについて話をしました。

午後は、佐賀市内のあいさつ回り。

16:30からは、福岡商店の安全衛生協力会でご挨拶。

19:00からは、自民党武雄支部長の御尊父さまの通夜に参列しました。

そのあと、武雄でお世話になっている方と会食。