df980e64.jpg朝8:00より、厚生労働部会・社会制度調査会医療委員会合同会議。医療制度改革の大綱がとりまとめられた。今回の一番の焦点は高齢者医療制度のあり方。高齢社会が進む中で、医療費の自己負担率を上げるという案が決定された。2006年10月から高齢者の高額所得者の負担を3割に(現行2割)し、2008年度からは70歳から74歳までの患者負担を2割(現行1割)にするというもの。厚労省案では65歳から70歳までの負担も2割とする(現行3割)ことが盛り込まれていたが、政府の判断で採り入れられなかった。患者の負担が増える分、しっかりとした医療のあり方を提示していくことが必要だと思う。9:30より、陣内先生と新幹線に関する意見交換。その後、事務所で要望事項の処理など。12:00より、国土交通部会税制勉強会。税調に向けての考え方のとりまとめがなされる。
13:00より、税制調査会小委員会。主要な論点についての意見交換がなされる。大きな項目は、個人所得課税、固定資産税、政策税制(IT減税、不動産流通税制など)、酒税、納税環境整備、国際課税、道路特定財源、環境税など。私は、不動産業に従事をしていた経験から、不動産流通税制についての意見を申し上げた。地方においてはまだまだ土地取引が低迷し、地価の下落が続いている。そんな中で、少ない需要を支えているのは土地取引の7割を占める個人取引。住宅の販売経験から、軽減措置がなくなった場合の消費の冷え込みが確実だと思われる中で、この時期の軽減措置の撤廃はあまりにも時期尚早であることを訴えた。IT減税と並んで、今回の税制改正の目玉。財源確保のため難色を示す財務省筋に対して、最後まで頑張っていきたい。
写真は、税調が行われる部屋の外。税調は、原則議員以外は入れないため、各種団体がロビー活動を展開しごったがえしている。要望を聞きながら、言いなりにはならないように、自分でしっかりと判断していきたい。これから、税調もいよいよ大詰め。来週が山場だ。
その後、事務所で各種要望の聴取。
18:00からは、大村ひであき先生の政経セミナーに出席。19:00からは、昭和40年代生まれの国会議員の会。同世代の議員が集まって、多くのことを語らいながら親睦を深めた。若手で引っ張っていく気概を持って活動をしていきたい。