10:00から17:00まで参議院の予算委員会があり、委員として出席しました。

多くの議員から、玄海原子力発電所の再開問題について質問がありました。

その中で、一旦安全宣言をして、玄海町長・佐賀県知事に再開要請までしておきながら、菅総理の思い付きでストレステストを行うようになったことについてどう責任をとるのかを問われた海江田大臣は、涙で言葉に詰まり「いずれ責任をとる」と話されました。

安全を期すためにストレステストを行うことへの異論はありません。しかし、昨日になって突然発表されたことはおかしい。準備を積み重ねた形跡は全くありません。

保安院だけのチェックで納得が得られないのではということは、ずいぶん前から指摘されていました。安全委員会にチェックをしてもらうなら、もっと前から並行して行ってもらっておけばよかったのです。

政府の言うことを信頼して、批判を顧みず前向きな姿勢を示した玄海町ならびに佐賀県は完全にだまされた格好です。もう、政府の言うことは絶対に信用できません。国民全体の生活の維持も必要という地方の温かい思いが、ふざけた菅総理の言動で全部パーになりました。

今日の予算委員会でも、総理のバカっぷりにあきれるばかりです。委員席からこぶしを握り締めるシーンがたくさんありました。罪や難題はすべて部下である大臣になすりつける。こんな最低のリーダー、人生経験の浅い私は見たことがありません。
県民も態度を硬化させざるを得ません。良心を踏みにじられた。当たり前です。

電力需要がひっ迫し、例年よりも熱中症になる人が3~4倍にも上ります。死者も出ています。脱原発は必要ですが、死者を増やしてまですぐにやるべきかどうか。段階を経なければ混乱が増えるだけではないでしょうか。

お昼には、平成研究会の総会。夜には剣道の稽古を行いました。