鴨猟

本日、天皇陛下の思し召しにより埼玉鴨場にご招待いただき、鴨猟を体験しました。
委員長として招待を受けたものですが、このような行事があることを今まで知りませんでした。

敷地には13000平米の池があり、そこに野生の鴨がたくさん飛来しています。そこには、飼い慣らされたアヒルも生息していますが、いつもアヒルには木槌で音を鳴らしながら小さな溝（引堀）に引き寄せて餌を与えています。
鴨を捕獲する際にも、音を鳴らせばアヒルが池から溝に向かって泳ぎ始めるので、一緒に水面にいた鴨もつられて溝に入ってきます。溝の入り口を閉じると、鴨が驚いて飛び立つのを周りに潜んでいた人々が叉手網で捕獲するものです。

今日は、朝方池に氷が張っていたため鴨は少なかったですが、私も5羽捕獲しました。思ったよりも難しかったです。捕獲した鴨は、標識をつけ放鳥します。こういった調査が鴨の研究に役立っています。

捕獲・放鳥のあと、野生の鴨ではなく飼育された合鴨の料理を頂きます。炭で焼くだけですが美味しく頂きました。とても貴重な体験でした。

15:00羽田発の飛行機で地元へ。
18:00から、公明党佐賀県本部の新春賀詞交歓会に出席し、自民党を代表して挨拶をしました。
昨年の震災では、地方組織から上がってきたきめ細かな情報を元に、多くの対策を提言されるなど、市民目線での活動がなされています。
政治の流れを共に変えていかなければならないと思います。

今日、野田内閣が内閣改造を行いました。問題閣僚を変えた代り映えのしない布陣ですが、唯一の目玉は岡田氏の副総理としての入閣でしょう。増税路線がより鮮明になった印象です。私は、増税には反対ではありませんが、何に使うかを明示しないまま突っ走る姿には違和感を覚えます。説明が決定的にたりません。厳しく対峙していきます。