リスクマネジメントとは
リスクを特定することから始まり
特定したリスクを分析して
発生頻度(発生確率、possibility) と
影響度(ひどさ、severity) の観点から 評価した後
発生頻度 と 影響度 の 積 として求まる
リスクレベルに応じて対策を講じる一連のプロセスをいいます
リスクが実際に発生した際に
リスクによる被害を最小限に抑える活動も含みます
リスクへの対応の種類には
リスクの回避 低減 共有 保有などがあります
リスク保有とは リスクを回避も低減も移転もしない
つまり 「何もしない 発生した 損失は 甘受する」 と
いう考え方です
何もしない という と
マネジメントには なっていないような気にもなります が
具体的には 少額の損害については
保険をかけたり 発生確率を下げるという対策を取るのではなく
キャッシュフローの中で支出すると決めておく
というものがあります
対策自体に コストがかからない
保険のように支出要件に制限がない
という点で リスクの保有 対策は 非常に有効だそうです