子供の頃 親に
悪いことを見ない
悪いことを聞かない
悪いことを言わない と よく注意されたものです
何事も事を穏便に済ませることが美徳の国民性
自分の身を守るための保身術
親心からの教えだったと思います
見ざる聞かざる言わざる を
自分にとって都合の悪いことは
見ても見ないことにしよう
聞こえても聞こえなかったことにしよう
人前で口にする事はやめよう
(結果として他人から攻められて被害が及ぶから) と
一般的に使っているのでは ないだろうか
本来の言葉の意味は
見ざる 人の短所を見ない
聞かざる 人の非を聞かない
言わざる 人の過ちをいわない
最も大事なのは 思わざるこそ勝るなりけれ
(人はその長所をみて悪く思わない) です
真実をみつめ 人々の声に耳を傾け
本質を見抜いて時を得て 発言し
相手の立場で深く思い 勇気を持って行う という
姿が 本来のあるべき姿であるでしょう
しかし 相手や状況によっては
見ざる聞かざる言わざるが一番だったりします
言えば周りから叩かれ潰されることもありますからね
自分が一番 大切ですからね