約半年ぶりのオトワ。
ここんとこ飲み物はペアリングでお願いしています。
まずはシャンパンで乾杯
アンリ ド ヴェルレーヌ ブリュット
まろやかでキリっとした味わいです。
【アミューズ】
右は栃木県名産かんぴょうの「小団子」にこれも栃木県産ヤシオマスのいくら。
かんぴょう団子はしゃきしゃきとした食感が爽やかでした。かんぴょうってフレンチでは難しそうな食材だよね。左タルトは函館産ウニのクリームが乗っかってました。
【前菜① 枝豆と牡蠣】
枝豆にクリームを加えたムースの下に牡蠣が潜んでます。やや小ぶりですが味が濃厚で、牡蠣のエキスを存分に堪能できます。一番下はクリームチーズのムースです。
私は基本、乳製品が苦手なのですが、オトワのお料理はおいしくいただいています♪
ペアリングのお酒は日本酒でした。
「而今(じこん)」という、三重県の木屋正酒蔵というレストラン専用酒蔵さんのお酒です。
それぞれ、山田錦の産地が違います。今回は右のとろりとした甘口をいただきました。左はさっぱりすっきり系ということです。
【前菜② 季節の野菜のサラダ】
オーストリアの白ワイン。グリューナー・フェルトリーナー・プールス / ヴェスリ 2019
シトラスやグレープフルーツ、黄色いリンゴ、そしてハーブやかすかなスパイスなど豊富なアロマを持ち、スケールは大きくなるもののバランスの良さを残したボディは秀逸。上品な果実味に加えてタンニンも感じることができ、味わいの終盤でもそのしっかりしたボディが口の中に残るほどの強さが魅力です。
(↑BRAVE酒店通販サイトより転用)
サラダの下からホタテのソテーが現れました。
ドレッシングはトマトのシャーベットです。お野菜は味と風味がしっかりしています。
【前菜③ 穴子 とうもろこし】
穴子のフリットっぽいのの下はとうもろこしのガレット。上に乗っかってるのは丘ひじき。
とうもろこしはどれも大層甘いです。甘酸っぱいソースでいただきます。
合わせるワインは、オレンジワイン。
色がオレンジ色ということで、果物のオレンジで造ったワインではありません。白ブドウの種と皮を丸ごと使ってこの色になります。甘いとうもろこしに渋みが良いアクセントになります。
【魚料理 鰆 トマト】
なんて美しい切り口!虹色に光ってます!ソテーしたロメインレタスが香ばしいです。
左上のソースにかかってる茶色の粉っぽいのは、ヨーグルトを炒めて乾燥させたものだそうです。「シェフの変態がかった趣味…」とのことでしたw
フランス マルサネのシャルドネワイン。
なじみのある安心できるお味でした。
【肉料理 伊達鶏 赤玉葱】
伊達鶏は胸肉とささみをくっつけたもの、つっても境目は分かりませんw
脂が少ない部位なのに、しっとりと柔らかく、絶妙に旨味が閉じ込められています。
右上の赤玉葱にはシソのパウダーがまぶしてありました。
これまで気合の入ったディナーだと、メインのお肉は牛!って期待してしました。が、フランスでは身近な食材が使われることが多いそうです。そういや、アラン・シャペルのメモワールディナーではザリガニが出てきたし、そこでもメインは鶏でした。
もっとも、鶏でも牛でも料理の手間ヒマは同じだし、美味しさも変わらないしね~。
シャトー・デュ・ルトゥ ボルドー 2016
ブラックベリーやプラムなど充実した黒系果実にシダ、スギ、黒鉛などの品種由来の魅力的な香りが漂う。見事にグリーンな印象はなく、タンニンも定まっていて全体的なバランスが良い。
(↑バッコス酒店通販サイトより転用)
【ブランマンジェ】
【ミニャルディーズ】
後半以降はお酒が回っちゃって、お料理がうろ覚え~~~
メモしなきゃと思いつつ、またペンを忘れちゃったのよね…
実はここんとこ、家のゴハンがどれもこれも失敗続きで、
ひょっとして
まだ味覚障害残ってる…?
せっかくのお料理が楽しめるか心配でしたが、いつものように美味しくいただけました。よかった…
音羽元シェフに代替わりしてからは、よりいっそうクリエイティビティが上がったように思います。
時々、違うレストランを試してみたりするけど、やっぱりオトワは良いです。
(晩ゴハンが美味しくなかったのは単なるウデの問題みたいです)