「 アジアにめざめたら」 東京国立近代美術館
第2次世界大戦後のアジアは、ベトナム戦争、民主化運動など激動の時代。
1960年代から90年代の
日本、韓国、台湾、中国、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、インド、の作品140点!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181216/10/fukumotohide/ca/7d/j/o1080080914321618449.jpg?caw=800)
絵画、彫刻、写真、パフォーマンス、映像作品が並ぶ。
政治に対する不満をストレートに表した作品も多い。
今回は、映像作品を紹介!
(/▽\)♪
アピナン・ポーサヤーナン
《「バンコクのにわとりに美術を説明する方法」展》映像
1985年
タイトルの通り、にわとりに西洋の美術を教えるナンセンスな映像。(笑)
西洋以外では、借り物にすぎない「美術」の収まりの悪さを皮肉ってる!
(^o^ゞ
オノ・ヨーコ
《 カット・ピース》映像
観客にハサミを渡し、自らの服を切ってもらうオノ・ヨーコ。
遠慮がちに切る人、大胆に切る人を固唾を飲んで見守る観客。
無表情で、されるがままの姿は社会の「女性への抑圧」を表すパフォーマンスアート。
ニューヨークで上演した時は、女性+アジア人という意味も追加された。ちょうど、時代はベトナム戦争の頃。
張 洹(ジャン・ホアン)
《無名の山を1メートル高くする》1995年
タイトル通り、無名の山の山頂で、男女10名が裸でピラミッドのように重なって、1メートル高くするパフォーマンスアート。(笑)
人が何人か集まれば小さい変化を生み出す事ができる・・・。
天安門事件以降の中国を表しているのかも。
明日、12月24日まで。
その後、韓国、シンガポールに巡回。
「FLASH」
ほいじゃ。