同じ時代を、同じ関西で生きた二人の画家。




しかし、作風は全く違う!

右が小磯良平さん、左が吉原治良(よしはらじろう)さんの作品。

具象画と抽象画!





チラシに載っている作品を見ると、初期は、二人とも具象画。

さあー!ここからどうなるのー!(^_^)v
特に吉原治良さん♪



この展覧会の楽しい所!


◇どっちかが好きな場合、ついでにもう一人も観れる!(笑)

◇初期から晩年までの作風の変化を観れる!
しかも二人分♪

◇二人をさほど好きじゃなくても(笑)、具象画と抽象画をいっぺんに観れるので、意外な自分のお気に入り(友達)に会える♪









福本ヒデの心が最も動いた作品は、コチラ。





吉原治良《白と黒の円》(1968)
芦屋市立美術博物館蔵







美術検定のテキストで、見た時に「なんじゃこりゃ~」と思った。

カラスよけか、ドーナツぐらいにしか思えなかった。(笑)







吉原治良《作品(黒地に白円)》(1968)
京都近代美術館蔵






所が、本物を見ると、まずその大きさに驚く!

デカイ!

2メートル以上ある!

しかも、この展覧会では・・・






吉原治良《作品》(1965)
大阪新美術館準備室蔵






ドーン!ドーンと・・・







吉原治良《黒地に赤い円》1965
兵庫県立美術館蔵





デカイ丸が4つ並んでいる!

ものすごい力!

クラクラする~。


吉原治良さんは、画家の藤田嗣治さんから言われ、「人の真似でなく新しいもの」を作ろうとした。


抽象画がだんだんと変化してシンプルになり、一番晩年に描いたのが《円》シリーズ。

描いてみると、「円もまともに描けないのか」、「どこで終わりにするのか」と、自分と向き合う事ができるそうだ。

それは、やってみたい。



4つの円にお別れして、最後の展示室に行くと・・・


新たな吉原治良さんの《円》が、ある!


「やられたー!」


笑いも、込み上げてくる。

まさか、丸にこんなに心を動かされるとは♪


ごちそうさまでした。









で、展示室を出たところが、この光景!

うわー!感動的な光~♪


さすが、安藤忠雄さんの設計、兵庫県立美術館!


「また、やられたー!」


(=^ェ^=)





明日!






京王デパート聖蹟桜ヶ丘店、7階ギャラリーにて。

入場無料♪

福本ヒデ作品を、50点展示予定!



5/24(木)
13:00~18:00
福本ヒデ、在廊♪



文化放送♪



ほいじゃ。