1962年は昭和37年。
もちろん私は生まれていない。
大大阪時代はとっくの昔に終わっており、東京都は1000万人都市に。
日本のテレビも1000万台を超える。
そんな中での1000人規模の演芸場。
当時は花月より客が入っていたと言われている。
当時の大阪府は500万人都市。
第2次ベビーブームを引き起こす団塊ジュニアはまだ生まれていない。
そんな頃の寄席のポスター。
ホットブラザーズとお浜小浜以外は、リアルタイムで知らない芸人ばかり。
ホットブラザーズには、当然のように東六がいる。
そして、レイジがいる。東六の弟子であり、家族ではない。
アキラが長男、マコトが次男。
三男のセツオが入るのは、まだ先の話である。
レイジのあとに、やはり弟子の洋二が入り、1966年にセツオと交替。
洋二に変わったのは、これより後ということになる。
桂小春団治は、2代目露の五郎兵衛。
私には吉本のイメージだが、当時は松竹だったのかと。
ただ、落語をしっかり見た記憶はない。
私の世代だとどうしても、仁鶴、三枝、枝雀といったあたりからなので。
その34につづく。