脳炎になって自覚したのが、電話が嫌いということである。
うすうすは分かっていたが、病気でその度合いが増している。
知っている人に電話をかけるのはそれほど問題にはならない。
知らない人に電話をかけるのが厄介なのである。
いろいろな手続きで、FAXやメールを受け付けない場合がある。
これが困る。
電話は相手が見えないから沈黙を避けようとする。
そうなると、どうしても話すテンポが速くなる。
話を急に振られても対応できない。
詐欺に引っかかるのはこういう時かもしれない。
何もメッセージが入っていない留守電も困る。
かけ直すにしても何を言えばいいのか分からないからである。
苦手な動作をすると、たまにどもる。
興奮したり怒ったりしてどもるのとは、質が違う。
このレベルだと高次脳機能障害とは言えない。
高次脳機能における軽度の障害ではあるが。
電話におけるコミュニケーション障害。
いわゆるコミュ障とはちゃうねんけど、なんぎやわあ。
(Facebook 20130201版 改)