映画『車線変更 キューポラを見上げて』
お正月明けに観てきました。


人生は平坦ではなく
のぼり、くだり、出会いと別れの連続です。
順風満帆に見える人でさえ
多くの試練を乗り越えてきているもの。

オートレーサーの野平幸介は
レースを重ね、ついに賞金王の座が
目の前に迫ったとき、練習中に事故に遭い
障がいを負います。

しかも、賞金王を獲った暁には
恋人にプロポーズし、結婚も考えていた
矢先のことでした。

挫折、葛藤、恋人との別れ、
さまざまな試練が襲いかかります。
それをどう捉え、どう生きていくのか。

障がい者になって見える世界。
親子関係、多様な人間模様、地域性など
さまざまなテーマを盛り込んで
私たちに「道はひとつじゃない。
車線変更する生き方もあるよ」と
語りかけてきた映画でした。




上映後には舞台あいさつがあり、

プロデューサー国枝秀美さんとともに

父親役で出演された

俳優の村上弘明さんが登壇されました。


コロナ禍で亡くなった

母役の岡江久美子さんとの思い出を語り、

「人生はさまざまな困難がありますけれども

ぜひ多くの人にこの映画を観てほしい」と

あたたかい語り口、思いが会場を包みました。


余談ですが、岡江久美子さんは

同じ誕生日(8月23日)ということもあり

飾らないお人柄に親近感を持っていました。

スクリーンの中で輝く笑顔を拝見して

思わず涙がこぼれました。




この映画は2019年にほぼ完成していたものの
コロナ禍で3年の時を経て.
2022年から各地で上映されています。

映画『車線変更 キューポラを見上げて』
エグゼクティブプロデューサー国枝秀美さん。
ゆかりのある埼玉県を舞台に制作されました。

今回は音声SNS clubhouse
「グローバル共和国」の協力のもとで
自主上映され、会場は満席でした。

平日の夜配信中のclubhouse
「開運テルズバー」でご一緒している
北原照久さん、岩田一直さん、
倉富喜久子さん、園山朝子さんと鑑賞し、
映画を観たあと感想を語り合いました。


まさに声でつながる開運人生そのもの。
映画『車線変更  キューポラを見上げて』

https://www.kyu-pora.com/story


次は2月17日奈良橿原市で上映予定です。



自主上映したいという方がいたら

映画「車線変更」上映市民の会 事務局へ。

FAX:03-4586-9981

https://www.kyu-pora.com/contact


いい映画でした。


(2024.1.8 日比谷図書文化館B1

 日比谷コンベンションホール)