私には何人かメンターがいます。


その中の一人が、稲盛和夫さんです


稲森さんは同じ鹿児島の出身で

10代で同じ病気を患ったご縁があり、

偉大な人物なのに勝手に親近感を持ち

その書物に触れてきました。


そして、たびたび

生き方、在り方、その言葉に

勇気づけられてきました。


稲森さんを尊敬していると話していたら

講演会や盛和塾などのご案内をいただき、

直接お会いする機会が数回あったにもかかわらず

当時は仕事優先の日々を過ごしていたために

機会損失して、結局会わずじまいになりました。

それは、船井幸雄さんも同じです。涙。


一席設けてくださる,という有難い話を

「まだ今の自分では未熟なので」と辞退して

お会いするチャンスを自ら手放しました。


稲盛和夫さんとの場合は

講演会や経営者会という、

もっとフラットな場だったにもかかわらず、

仕事を優先させてしまいました。


おふたりは会わないまま天国に旅立たれ、

もう2度とお会いすることができないと

分かって、とても悔やみました。


結局、どんなことも自分で選択して、

自分で種を蒔いているものですね。

いいことも、悪いことも。


話は横道に逸れますが、先日、

「覆水盆に返らず」と、北原照久さんが

会話の中でおっしゃって、深く頷きました。


それはまた「後悔先に立たず」とも

言い換えられますが、私たちは1日に何度も

選択して生きています。

あのとき、なぜこうしたのか、と悔やまれることも

多々ありますよね。未熟さを恨めしく思ったり、

申し訳なさにいたたまれなくなったり、します。


でも、そんなときに、北原さんのことばが

背中を押してくれました。

「大丈夫。大丈夫」

「明るい未来をつくっていけばいいよ」と。

いつも、北原さんは会話していて

学ぶことが多い方です。感謝。



さて、稲盛和夫さん。


このところ、急に、盛和塾の皆さんや

経営者で稲森さんに近しい方から

話を聞く機会が増えました。


すると、昨日のことです。

稲盛和夫さんの理念を

大切にされている会社から

仕事のご依頼がありました。


ご縁というのは

神さまからのギフトだと思っています。


稲盛さんに直接お会いできなかったけれど

亡くなってからも思い出を語ることができ、

その人柄に触れる機会があるのは幸せです。



それでは、きょうも明るく元気に。

きょうはまたまた早稲田大学へ

行ってきます!!

学生の皆さん、よろしくお願いいたします。