「おしゃべりな写真館」という映画を観てきました。
十勝地方鹿追町を舞台にした作品です。
鹿追在住の友人に誘われて行ってきたのですけれど、声をかけられた時は正直あまり気乗りがしませんでした。
私はちょっと天邪鬼なところがあるので、
”雄大な北海道の美しい景色。厳しい自然の中で生きる素朴で優しい人たち。
田舎っていいな。生きるっていいな”
って雰囲気を前面に押し出してる作品(←あくまで私が勝手にそう感じてるだけ)は、あまりにもステレオタイプな印象で、興味をもてなかったんです(あくまで私が勝手に…💧)。
でもこの映画は良かったなぁ。生きていれば誰でも経験する出会い、別れ、いくつになっても訪れる試練、後悔。
決してドラマチックな演出にせず、熟練の俳優さんたちの味わいのある演技に、留学生役の若い女優さんや地元エキストラの子供たちのフレッシュさが相俟って、美しい小説を読み終えたような気持ちになりました。
いい映画だったなぁ。
どこで上映されるのか分からないけど、きっと鹿追町を訪れたくなること間違いなしですよ
以前京都に住んでいた時見つけた可愛い紙の親王飾り(画像右下)。
その後可愛い陶器の雛人形を見つけて少しづつ集めました。
みんな5センチくらいなんですよ。