新型コロナ後の社会の変化 | 英語でほふくぜんしん 

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今までは自分が学生であると仮定して小論文や英作文のたたき台を書いてきましたが、(小論や、作文、本の推薦文は全て自分の言葉で書いています)今日のトピックは主婦としての経験から感じる内容であるため、学生と仮定して書くには無理があるのですが、このような意見もあるという視点で読んでもらえたらと思います。

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課題:

新型コロナの感染爆発が収まった後、これまでのような生活に社会が戻ることを望むか?変化した方がいいと思うか?

それはどのような生活か?800文字 1時間

 

世界中で蔓延している新型コロナ感染症が収まったら、私は世界の食生活が大量生産・大量消費から持続可能で適正価格であるものに変化することを望む。今回の新型コロナを含め、新興の感染症は現在の食の供給のゆがみから生じているのではないかと感じるからだ。家畜は動物の生態にあった飼育環境のもと、薬漬けではない餌で 自然な成長スピードのもと飼育されることが求められる。また人間も健康を維持できる適量の食事量についての正しい教育と環境のもと生活することが求められる。

 

現在、われわれは多くの食にまつわる宣伝広告や価格競争の情報に囲まれ、大量の肉や卵、乳製品の消費を続けている。大量消費は経済的にも意義深いと思われているようだ。しかし、大量生産・大量消費は社会に多くのひずみをもたらしている。遺伝的に均質な家畜の飼育による新興感染症の脅威(病気が一気に蔓延し、突然変異にも脆弱で人間への感染も起こる)。家畜への抗生物質の大量使用による耐性菌の出現とそれがもたらす人間への弊害。家畜の大量飼育がもたらす環境問題。大量消費を続ける人間への健康問題。そして家畜への非倫理的扱いから家畜へのストレスが生じ、家畜の病気への耐性の脆弱さ。これらの問題が一気に同時に起こりつつある現実が新型コロナの蔓延と同時に白日にさらされた。   

 

今回の新型コロナウイルスが収まったとしても、次の感染症が蔓延し、我々人間の命が再度問われるまであとどれだけの時間があるのかはだれにもわからない。しかし、感染症の専門家や医学関係者、また畜産や酪農の関係者、家禽を扱う人々は次の感染症がいつ襲来してもおかしくないと思っているようだ。次の感染症の発生までの間に食の供給システムの見直し、また我々の食生活を変える必要がある。大量消費が経済面から善行だと思われているようだが、人間の食の適正量についての指標がより明確にされ、肉食に偏重した食生活から、豆や野菜、それに肉食以外のタンパク質の接種などバランスを考えた食生活に移行することも重要だ。そしてそのような食生活の広報活動も大切である。また、家畜にとって負担となる飼育方法の見直しも、新興感染症予防に必須だ。   

 

今回新型コロナウイルスが蔓延したことで、我々人間は外出制限を余儀なくされ、強いストレスを経験した。これはある意味、行動を制限され、成長を促進させられた薬漬けの餌を与えらえ続けてきた家畜からの問いかけである。もしコロナ後も社会も相変わらず大量生産・大量消費を続け、家畜を大量に抱える社会であり続けるなら、人間の社会は崩壊し、地球上から人間は大幅にいなくなるだろう。地球の持続的発展のためには人間が不必要であったということが後に証明されないように、我々は今変わらないといけない。

(約1000文字)

 

 

参考にしたサイト↓

家畜 (Wikipedia)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E7%95%9C

 

アニマルライツセンター 公式サイト

https://www.hopeforanimals.org/animal-welfare/

 

ESG 投資とは

https://www.re100-denryoku.jp/social_business/sdgs?yclid=YSS.1001102774.EAIaIQobChMIvpKnhOSp6gIVym4qCh1Dgw36EAAYASAAEgL2r_D_BwE

 

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(小論文を書いてみて感じたこと)

コロナで外出できないこと、自由に運動できないこと、友達の誰とも自由に話せないことのストレスがマックスになってきたころ、

「人間は数週間家に閉じ込められただけで文句をいっているが、我々家畜は一生狭いところに閉じ込められていて、不健康に成長させられ、変な薬が入った餌を与えられ、同類の動物が病気になると一気にうつり、病気が分かると皆殺しだ。」と家畜などから言われているように感じました。

 

家族の食事作りに追われ、常に冷蔵庫に食べ物を補充しなきゃ!と脅迫観念のように感じ始めたころ、そもそも鶏肉がこんな安い値段で売られているのは変なんじゃないか?と思ってネット検索すると状況は想像以上に深刻であることが分かりました。人口が増え続け、安価で栄養価の高い食べ物の需要が増しているようですが、それを担う食べ物に大きな偏りがあることが問題のようです。家畜にたより、しかも大量に一箇所で飼育し、まるで工場から出荷するようにはき出され、国境を越えて輸送される。そして、それらが価格重視で取引される。適正に飼育された場合、本来価格はもっと高くあるべきだし、こんなに長距離を輸送されるべきものではないはずです。

 

コロナ後の世界がこのような偏りへの気づきと修復への歩みのはじまりとなるように、自分の行動も代えていこうと思いました。

今後は、買い物時に安い肉ばかり探して買わず、魚、野菜、豆、乾物などをバランスよく利用し、適正価格の商品を購入したいと思います。おやつは、しばらく「ところてん」です。

 

 


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