1年ほど前、夫さん、よだれがMAX酷かった。下を向くとポタポタとしたたり落ちるよだれ。しかも、その当時飲んでたお薬の副作用でオレンジ(・_・;)


マスクがみるみるオレンジに染まり、周りの人から、見て見ぬふりの視線が痛かった。朝起きると枕はベトベト。

その時に、比べたら、ここのところ、明らかによだれの量が減ってます。なぜだろう?新しいお薬があっているのだろうか?


言語聴覚士さんにお話を聞くと、パーキンソン病の人がよだれが増えるのは、別によだれの量そのものが増えるのではない、と


健康な人なら、よだれが口の中にたまると、無意識に飲み込む。


が、パーキンソン病の方は嚥下機能、飲み込む機能が低下してくるので、口の中によだれが溜まりやすい

さらに、

うちの夫さんは典型的だったのですが、無表情気味になり、口元がこわばり、声が小さくなってくる。

すなわち、健康な人なら、無意識に口を閉じてよだれがこぼれるのを防げるが、口周りの筋肉のこわばりから、よだれがこぼれるのを停めにくくなる、とか。

どういうわけか、最近、夫さんはまた表情も出てきて、声も出だしてるのですよね。


リハビリ入院した時は、言語聴覚士さんによる発声や、よだれを止めるためには割りばしを口に加えたりの訓練は毎日あったらしいのですが、


それも好転の理由の一因でしょうが、それくらいでこんなによだれが減るかしら?と、思うくらい、ここのところ減ってきてるので、今のお薬があっているから?と感じています。


あと、精神的なもの。最近、新しい習い事?やら、通所リハビリやら、訪問リハビリやら、いろんな新しい環境で、割と楽しげに暮らしておられるのも一因かなぁ?あとコロナ時と違い、人と話す機会が増えてること。


この前も書いたが、この病気、悪くなる一方でないと信じたい。お薬との相性、合う運動療法で、良くなったり、悪くなったり。


が、この1年くらい、新しいお薬が効いては、数カ月で効き目が落ちだして、状況が反転するのも見てるので、いまいち、よだれが減って喜んで良いのか、信じきれない。


良い状況が起こると1日も長く継続してほしいと思う。少しでも良い状況をただ1日1日積み重ねられたら、と、思う。