新型コロナウイルス「第10波」は峠を越えた(2) | 笑う門には福来るのブログ

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【前週の73%に】

 先々週はカミさんが、今日は私が耳鼻咽喉科医院に行ってきたが、やはり発熱患者が溢れている状況が続いている模様だ。これは新型コロナウイルスではなくインフルエンザの流行に見える。

 

 本日26日、厚労省から全国の新型コロナウイルスの感染者状況が発表された。2/12~2/18の週に、全国の定点医療機関に報告された感染者数は1定点あたり10.10人だった。注意報の10人を切るところまで落ちてきて、来週発表される2/19~2/25週では更に大きく減りそうだ。

 

 これは、前週の13.75人より27%減で2週連続の減少。第10波もやっと峠を越えたといえる。石川県が15.48人と最も多く、茨城県15.46人、岐阜県15.16人と続く。当地千葉県は12.47人。

 

【昨年正月の第8波よりピークが1ヶ月遅れ】

 最近テレビなどマスコミでは、新型コロナウイルスの流行状況についてほとんど報じられなくなってきた。第10波もほとんど取り上げられずに峠を越えた。

 

 上昇を始めたのが昨年12月に入ってから。11/27~12/3週で3.52人と前週2.75人から0.77人増え始める。次週が4.15人→4.57人→5.79人→年を越えて6.96人→8.96人→12.23人→14.93人→1/29~2/4週16.15人だったが、2/5~2/11週になり13.75人と下降しはじめた。そして2/12~2/18週が10.10人とはっきりと下降してきた。

 

 今日現在の週では定点10人の注意報レベルを大きく下回っているはずで、今回の第10波は、上がり始めてから落ち切るまでにこれまでは1ヶ月程度だったものが2ヶ月半程度を要したことになる。

 

【インフルエンザはまだまだ要警戒】

 インフルエンザの新規感染者数は、定点で20.64人。前週は23.93人だったので、5週連続して増加していたものがやっと3.39人減少した。

 

 ただ注意報レベルの10人の倍以上はあり、耳鼻咽喉科の様子を見ても、まだまだ要警戒レベルである。