どうなった?「梅雨明け」 | 笑う門には福来るのブログ

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【気象予報会社も気象庁も混乱?】

 関東甲信で平年の梅雨入りは6月7日頃で、梅雨明けは7月19日頃。42日間程度梅雨が続くというのが一応の定番となっている。

 

 2023年の梅雨入りは関東甲信で6月8日頃だった。平年並みだ。そして先週初めから猛暑日が続き、7月12日には八王子で今季全国一番の39.1度を記録するなど、全国で連日猛暑が連発している。気象予報士のほとんどが先週のどこかの日が梅雨明けと予想していた。市民の声も「もう梅雨は明けている」というのが圧倒的だ。

 

 それが、気象庁から既に6月25日頃には沖縄が、翌日には奄美が梅雨明け宣言が出されたが、以降ハタと宣言がストップしてしまった。

 

【昨年の大修整】

 実は昨年2022年は、関東甲信地方は6月27日に気象庁から「梅雨明けしたと思われる」と発表された。連日の猛暑でである。統計開始以来の最速値とマスコミで報じられた。

 

 それが9月1日になり、「関東甲信の梅雨明けは7月23日だった」と確定値が発表され全国民が驚いた。偏西風の蛇行が原因で7月13日から1週間曇天と雨が続き、1ヶ月近くも梅雨明けを修正せざるを得なくなったようだ。

 

 気象庁は昨年の反省もあり、今年はどうやら明後日以降梅雨前線が再び関東地方に下降してきて雨を降らし、これは「まだ梅雨の最中」と判断している模様で、週明けになっていよいよ梅雨明け宣言が行われそうだ。

 

 先週・今日の猛暑はとにかく凄まじかった。今から振り返っても明らかに梅雨明けと思えた。そして再びの梅雨前線出現。天気のプロも昨年に続く難しい「梅雨明け宣言」だ。