【結構利口なLEDセンサーライト】
前回のエッセイの通り、自宅庭にペットボトルの不法投棄を3回も受けていて立派な刑事事件に困っている。警察官の勧めもあって、防犯用の「LEDセンサーライト」と「防犯カメラ」を設置することにした。
普段夜間に街中を歩いていて、ある家の前を通ると突然強い光が照らされて驚くことがある。これが防犯用のセンサーライトである。
どんな仕組みで強いライトが照射されるのか全く知らなかったが、設置してみて結構利口なことが分かった。
センサーライトには、電源式と電池式とソーラー発電式の3種類があるが、我が家ではソーラー発電式とした。明るさも100~1000ルーメンと値段により様々だが、中程度の450ルーメンのものにした。昼間は人が通っても何にも反応しないが、夜間になると人が家の前を通過すると驚くほど結構明るい光が突然投射される。
【人の熱を感知】
説明書によると、約5メートルの地点まで反応するという。玄関から門までは5メートルはあるので効果を心配していたが、取り付けて実験してみると10メートル位は人を検知した。角度は約100度はカバーする。人を感知すると15秒間点灯するシステム。
人の顔などの体温温度を感知して点灯するのだとか。なので、冬場手袋でしっかり防寒していて、顔もマフラーでほとんど覆っていると、体温を感知しにくいとか。逆に夏場で、外気温と人の体温がほぼ同じだとやはり検知しにくいという。
家の外灯や街路灯など明りが機器の近くにあると人が通っても反応しない。エアコン室外機のそばで送風を受けるのもだめだとか。犬や猫が前を横切っても反応してしまう。
なかなか繊細な反応をするのには驚いたが、ご近所の方々の反応は「お宅の前を通ったら突然強く光って驚いた」というものだった。防犯カメラともども加害者に有効打となれば幸いだが、さて。