先日、私のトコの氏神さんで厄除け祭がありました。
普通、厄除け祭って2月なんだけど、私のトコの氏神さんは、ずっと4月です。
理由を話し出すと長いんで省略
で、私は今年厄年でして、って年がバレるぅ~~
まぁ初めての男の厄年って事にしときましょ
厄除け祭に参加するって事で、チョット良い服装をしようって思ってるって言ったら、姉が祝いにってを買ってくれました
認知症が酷くなった母も、私の厄除け祭の事だけは凄く楽しみにして、厄除け祭の打ち合わせに行ったりして帰ってくると「どうなったん?どんな事するん?」と、他の事はボケボケな事を言ってても、その事だけはシッカリと聞いてきてました
そして、厄除け祭当日の朝、姉に買ってもらったを着て、母に見せてやると凄く嬉しそうな顔してくれました。
後で、父に聞いた話では「(私の本名ですが)が、一人前になって、厄除け祭に行くの見てると嬉しい」と言ったそうです。
そして、私が厄除け祭の神事の後の行事をしてるトコに、母は是非行きたいって、ずっと前から言ってたので、姉も父も「ほな、それまで元気にしとらなアカンで!」と元気付けていました。
当日、母の体調はそれほど良くは無かったのですが、早くから姉に「まだ行かへんのん?」と催促しまくりで、行事の時間には少し早いのですが、姉に車椅子に乗せてもらい、私が福引きの行事をしてるところにやってきました
母は、私に福引き券を渡し、私に「ホレ!これを回して」って言われ、姉に手伝ってもらいながら、福引きをしました。
結果はハズレだったのですが、母は嬉しそうに帰って行きました。
で、に帰って母は、父に「が、厄の皆の中で一生懸命やってるの見て嬉しかった」と。
私にしてみたら、もうエエ年なんやから、世間の中で皆と一緒に何でもやるなんて事は当たり前の事なんだけど、母にしてみたら、やはり自分の子は何時まで経っても子供って思ってるのに、世間で一人前の役をしてるのがホント嬉しかったんだと思います
前のアメンバー限定記事に、私は母にすごい親不孝をする事になるって書いたのですが、最終はそうかも知れないけど、この厄除け祭で私の成長した姿を見て喜んでくれた母には、少し親孝行出来たかなって思いました。
厄除け祭に参加すると、還暦のオジサン達も厄年って事で沢山参加されてて、人生経験豊富なオジサンの凄い為になる昔話を、を飲みながら色々と聞かせてもらいました。
そりゃぁ、オジサン達が子供の頃の話とかは、今の時代では考えられない様な事も多いけど、それも古き良き時代だったなぁってしみじみ感じたりもしました。
日頃、仕事で還暦過ぎたオジサン達とも仕事をするけど、同じ町に住み同じ氏神さんの氏子って事で、仕事で接するオジサンとは、一味違った付き合いはホント色んな意味で為になったと思います
地域の人とは勿論ですが、世間でも縦の繋がりってのはやっぱり大切な事だって思います。
今の子供は、殆ど横の繋がりしか無いけど、子供の頃からでも上級生、下級生って言う縦の繋がりを覚え大切にして欲しいなって思います。