【子宮蓄膿症】シニアになったら要注意です! | 福井さん家の3姉弟

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2000年生まれのクリンを筆頭に、2002年生まれの妹の「ニコ」、2009年生まれの弟の「みのすけ」の3人姉弟と共に暮らす中で、楽しいこと、よかったこと、困ったこと、悩んだことなど、ペットを愛するみなさんと情報を共有できれば、とブログを始めました♪

京都市下京区在住、17歳の長女を筆頭にさんにん(4本足限定)&人間枠から犬枠に降格した長男(戸籍上は旦那)の子持ちの福井惠子でございます。
 
 

飼い主の「困った」は飼い主同士で情報交換

 

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こんばんは、福井です。
 
 
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あっという間に12月。あと1ヶ月で2018年ですって。えらいこっちゃ。
 
 
 
手術からちょうど1ヶ月経ちますが、クリンはとても元気に過ごしています。心配していた食欲も、姉ちゃん&Mackさん効果が続いておりまして、毎日ちゃんと食べてくれています。
 
 
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ご飯食べてお利口でつ。
 
 
 
先日の診察で先生に、
 
 
「食欲があって、歯の状態が良ければ長生きするから、きっとこの子は大丈夫や」
 
 
と言っていただけました。
 
 
獣医さんからのこういう一言って、めちゃくちゃ励みになります。
 
 
 
ヘルニア治療も5回していただきました。1年半前の動画を見てみたら、確かに足取りは軽くなったように思いました。
 
 
 
これは2016年6月、16歳4ヶ月のクリンです。


 
 
 
ちなみに17歳10ヶ月のクリンです。


 
 
 
 
今回のクリンの食べムラから始まった闘病〜手術で、色々考えさせられました。
 
 
ハイシニアで手術をためらっておられる飼い主さんはきっとたくさんいらっしゃると思います。わたしもクリンが14歳の時でさえ手術の選択は怖かったですし、今回も手術なしで何とかなるなら、きっとその選択はしなかったと思います。
 
 
実はわたしの友人も、この度転院しました。日曜にたまたま電話で話していた時に、ワンコが具合悪いという話になり、かかりつけの病院が休診だったため、わたしの行ってる病院に行くことになりました。
 
 
そして月曜に緊急手術になりました。先生いわく、元々子宮内膜症などを持っていて、ヒートになり数日のうちに子宮蓄膿症発症〜悪化したのかもしれない、とのことでした。そしてあと1日遅かったら子宮が破裂していたかもしれないという状況でした。
 
 
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摘出した子宮は、今にも弾けそうなくらいパンパンになっていました。
 
 
どうも土曜の夜から食欲がなかったみたいですが、元々食べムラのある子だったので様子見していたとのことでした。
 
 
ヒートで食欲がないのかなぁ、くらいに思っていて、まさかそんな短期間で命に関わる状態になるなんて思ってもみなかったということでした。
 
 
わがままの食べムラと体調不良の食べムラはなかなか判断しづらいですが、10歳超えてる場合は早めに病院に行った方がいいとつくづく思いました。ちなみに友人のワンコは11歳でした。
 
 
 
 
 
 
避妊手術はお腹を切るため、躊躇する飼い主さんも多いと思います。わたしもそうでしたし友人もそうでした。
 
 
年齢と共に麻酔のリスクは高まりますし、避妊手術なら数万円で済みますが、病気になると費用も十数万円かかりますし、術後の通院も年齢と共に長くなり、その分費用もかさんでしまいます。
 
 
 
クリンも15歳で子宮の不具合がわかりましたが、その時点で手術していたらもっと早いうちから快適に過ごせたのに、とやっばり思ってしまいました。
 
 
 
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今まで大きな病気もせずにこれたのは、もしかしたら避妊手術をしていないからかもしれません。
 
 
でもシニアになると、子宮蓄膿症のリスクは本当に高まります。ヒート中は子宮内の抵抗力が弱まる(妊娠しやすくする)ため、菌が繁殖しやすくなるんだそうです。シニアになると、抵抗力も弱くなるため、余計に発症しやすくなるのかもしれません。
 
 
 
ちなみにニコは12歳で子宮を取りましたが、取ってみたら子宮内に水がたまっていたそうです。それまでは若干ヒステリーっぽいところがありましたが、避妊手術後はすっかり大人しくなりました。
 
 
 
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ニコちゃんはかぶりものがすきでつ。
 

 
 
手術については賛否あると思いますが、10歳を超えたらたとえ不具合がなくても、確認のため子宮は定期的に診てもらう方がいいと思いました。
 
 
 
結果論ではありますが、クリンもニコも友人のワンコも、みんな10歳超えて子宮の病気になっているので、本当にリスクは高まるのだと改めて思いました。
 
 
 
まだ手術をされていない方がおられたら、どうかお気をつけくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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