助けを求める人がいる限り<252 生存者あり/伊藤英明> | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

<都心で発生した直下型地震の数週間後、巨大台風が襲来し、雹(ひょう)や高潮などの異常気象で東京はパニックに陥る。新橋駅の地下に閉じ込められた人々を救出するべく、ハイパーレスキュー隊(東京消防庁消防救助機動部隊)が命懸けの救出に挑む。>(映画.com)

伊藤英明さんと内野聖陽さん共演か~。これは見よう!ってかその前に252って何?

 

☆良かった点☆

・レスキュー隊を辞めた男とその娘、研修医をあきらめた青男、子だくさんだけど倒産一歩手前の中年男、弟が前日に事故死した韓国籍の女。何か「負」を心に持った人々が、閉じ込められた場所から一縷の望みをかけて、脱出しようとする姿。希望の灯が見えたと思ったら、消えてしまったり。何度も涙が伝いました。

 

・レスキュー隊の団結力。救助を優先するのか、隊員の命を優先するのか。そのリアルな

行動や、指示系統。ちょっと胸熱くなります。

 

・閉じ込められた主人公の娘・しおりちゃん。5歳くらいで、障害からか言葉を発することが

できません。しおりちゃんの行動が、涙を誘いまた希望の光となるところが素晴らしい!

 

<いまいちな点>

・伊藤英明さん=海猿。最初は自動車の営業役なんですが、実は元レスキューって、被ってるやん。個人的に伊藤さんは大好きなのですが、配役に無理があるなあ。今作の原作は海猿の原案者さんだそう。

 

・研修医をあきらめた青年も、最初は素性がわからないのですが(山田孝之さん)。伊藤さんが突如「お前医者だろう?何とかならないか」と、負傷した女の診断を頼む所。あれー?

なんでわかったんだ?? 

 

252(ニーゴーニ)とは、生存者がいるというレスキューの信号でした。まあ、突っ込みどころはいくつもあったけど、後半部分涙結構出ました。レビューは芳しくないんですが、まあ「アルマゲドン」の日本レスキュー版と思えば、納得するかな。

 

2008年日本128分。

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。