風をあつめて<おと・な・り / 岡田准一> | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

<進むべき道に迷うカメラマンの聡と、フラワーデザイナーを目指しフランス留学を控える七緒は、都会の古アパートに暮らす隣人同士。お互いに顔を合わせたこともなかった2人だが、壁越しに聞こえる生活音で次第に心を通わすようになる>

聡のコーヒ豆を炒る音。七緒の鼻歌。顔は知らないけれど、その生活音がお互いの

存在を確認させる。

時にケンカなどのうるさい音だと、無言で音楽のボリュームを上げたりして。

 

まずは岡田さんの自然な演技に魅了されます。ふとみせる悩ましい顔とか。

麻生さんも「素敵なお姉さん」風ではあるけど、花屋さん勤務はしんどい。

 

脇もナイス。聡の友人シンゴの彼女役・谷村美月さんがもう弾けてる!

深夜食堂の「大阪の女」そのまんま。見てて爽快。

 

途中、ラストを自分なりに予想してたのですが、とんでもない。

喫茶店マスター・森本レオさんの行動に思わず「グッジョブ」。

さあどうなる?!と、乙女心(一応)がキュンキュンしましたよ。

 

エンディングまでじっくり楽しめた、2009年 119分作品でした。

↑素敵なアパート。でも壁は薄いw

 

今日も一日お疲れ様でした。

明日もいい日になると、いいね。