世界から猫が消えたなら / 川村元気 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       
”何かを消すことで、自分の命が1日延びるなら、何を選ぶ

だろう?”


30歳・郵便配達員の僕。猫の”キャベツ”と暮らしている。

なのに、病気で余命半年、もしかしたら1週間かも?と宣告

されてしまう。そんな馬鹿な?!

そこに悪魔の”アロハ”がやってきてこう言う。

「あなたは、明日死にます。でも簡単な取引をしてもらえば、

寿命を延ばせますよ」。

身を乗り出す僕に、アロハはこういう。

「この世界から何かをひとつ消す。その代りあなたは

1日の命を得ることができる」と。

世界から猫が消えたなら/マガジンハウス
¥1,470
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図書館では3か月以上の順番待ち。本屋大賞にも

ノミネートの人気作品。

登場人物も少なく、小学校高学年からでも大丈夫な内容。

難しくなく、むしろ絵本を読んでいるような、温かい感覚。

この世の中、物が氾濫していて、不要なものが多いですね。

「断捨離」という言葉も流行したくらい。

だけど、主人公と同じように考えていき、そして最後に

何が一番大切か気づいた時。ひとすじの涙が、頬を

伝っていきました涙

この本は、綺麗にラッピングしてプレゼントに最適かも。

<にこちゃんのレビュー>
★★★★☆

追記

偶然なんですが。表紙が、わが家の猫の小さい頃に

似てました。