Mr Good Times MusicであるJohn Sebastianの1974年のソロ作。個人的にジョンセバスチャンについては、ラビンスプーンフルのヒット曲程度しか知らず、ウッドストックでのステージや眼鏡をかけたルックスがなんとなく軟弱な感じがしてあまり興味ありませんでした。
本作は大好きなLittle Featの“Dixie Chiken”をカバーしているというだけで聴いたのですが、なんとLowell George本人も参加しています。このカバーはフィートの変態さやファンキーさを取り除いたフォーキーな演奏で、原曲のもつカントリ-的な要素が強くでています。Lowell Georgeのスライドも原曲よりも押さえ気味で渋い演奏です。5曲目のLowell Georgeと共作した“FACE OF APPALACHIA”も隠れた名曲であり、Lowell Georgeのファンとしては外せないアルバムです。
他にもエイモス・ギャレットやライ・クーダーら大物が参加していますが、派手なプレイは一切なく、気の合う仲間で作ったアルバムというリラックスした雰囲気に統一されています。ジョンセバスチャンの素朴な魅力が良く出ています。まさにGood Times Musicなのでしょう。