Poison - Native Tongue | NOTRE MUSIQUE

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Elle est retrouvee.
Quoi? - L'Eternitee.
C'est la mer alleee
Avec le soleil.

Poison先日発表された雑誌Guitar Worldが行った“史上最悪のギター100選”でポイズンのC.C.デビルがワースト1に選ばれたそうです。1991年リリースの2枚組ライヴ・アルバム“Swallow This Live”の中の“Guitar Solo”が「面白味、構成、安定したテンポがまったくない」と評価されたそうです。
本作はそのC.C.デビルが脱退した後、Richie Kotzenを迎えて作成されたアルバム。ギタリストが変わるとここまで音楽性が変わるのかという見本のようなアルバムで、今までのグラム色の強いパーティーロックバンドから一転してブルージーなバンドに変貌しました。

とはいってもBret Michaelsのボーカル他既存メンバーの成長はあまりみられず、リッチーのギターワークとハスキーなコーラスによるところが大きいのです。ギター一本でこのバンドにソウルとゴスペルの要素を投入し生まれ還らせました。しかもこのときリッチーは弱冠23歳。
ブルースをベースにしたロックでありながらここでのリッチーのプレイはとにかく難しいんです・・・ソロはもちろんバッキングひとつとってもセンスの良い小技が利いててコピーするとかなり苦労します。(苦労しました・・・)ちなみにこのアルバムはシーラEとTower Of Powerのホーンセクションが参加しています。

音楽性はUPしたにもかかわらず、皮肉にも当時のグランジブームに隠れてしまい、セールス的には全く振るわなかったようです。
結局この後リッチーは女性関係でもめて脱退し、ポイズンはこれまた技巧派ギタリストのブルースサラセノを迎えますが、現在はC.C.デビルが復活しています。
今や音楽シーンに彼らの入る隙はなくなってしまいましたが、現在でも安定した活動をしているようです。ワーストに選ばれたソロは、確かに意味のない退屈なソロでしたが、その無意味さもある意味このバンドの大きな魅力だった気がします。やはりこのバンドの“無意味で底抜けに明るいパーティーロック”にはこのワーストギタリストが必要なのでしょう。