あしたのてんきはれ?くもり?あめ?(4〜5歳) | 8歳7歳息子との絵本生活

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絵本感想が中心です。読み聞かせ講座をきっかけに絵本の世界に魅了され、いまは子供そっちのけ、自分が絵本を楽しんでいます。息子たちは、1年4ヶ月差の歳近めの兄弟です。小3の長男、小1の次男です。気になることは子連れキャンプ、子連れディズニーランド。

「あしたのてんきははれ?くもり?あめ?」
作:野坂勇作
監修:根本順吉

「ゆうやけははれ」「おひさまがかさをかぶるとくもり」「かさぐもはかぜとあめ」など、お天気の民間伝承を教えてくれる絵本です。


民間伝承について、それがなぜかも簡単に記載されています。この説明だけでは納得できない、ともっと突っ込んで、考えたり調べたりしてほしい。民間伝承を裏付ける理論を考えることって科学の目を持つことですね。民間伝承を迷信と切り捨てず、理由を考える人に育ってほしいです。


私、大学時代は気象を専攻。気象予報士の勉強本も一式、自宅にそろってます。(なお、受からないまま、勉強やめちゃいました。久しぶりにまた勉強してみようかな。受験料が高いんだよ…)

だから、この絵本は一冊手元において、息子たちが自然科学に興味を持つきっかけになったらいいなーと思った絵本でした。

当の本人たちは、そこまでお気に入りの絵本ではなかったようなので様子見。折を見て、もう一度借りてみようかな。


これは直接体験につなげやすい絵本。実際に、雲を観察したりしながら、明日ははれかなぁ?あめかなぁ?なんてお話したくなる絵本です。