ぼくがあかちゃんだったとき(3〜5歳) | 8歳7歳息子との絵本生活

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絵本感想が中心です。読み聞かせ講座をきっかけに絵本の世界に魅了され、いまは子供そっちのけ、自分が絵本を楽しんでいます。息子たちは、1年4ヶ月差の歳近めの兄弟です。小3の長男、小1の次男です。気になることは子連れキャンプ、子連れディズニーランド。

「ぼくがあかちゃんだったとき」
作・絵:浜田桂子

6歳の誕生日、生まれてこれまでのことを、お父さん視点で息子に話してきかせるお話です。


たんじょうびって、

なんだかうれしい。

なんでかな。

たんじょうびって、

ぼくがうまれたひでしょ。

ぼくがあかちゃんだったなんね

ほんとかな。

ねえ、おとうさん。


生まれた日、はじめて笑った日、熱を出した日、はじめて歩いた日…いろんなあの日のことが語られます。

絵本とともに思い出すのは我が子のあの日。オムツ替えのときに息子におしっこかけられたことも、ティッシュが全部引っ張りだされたこともあったなぁ。生まれてからを振り返って、息子たちとお話をするきっかけになる絵本です。


おとうさんが語る絵本としては「おとうさんがおとうさんになった日」という絵本もありますが、「ぼくがあかちゃんだったとき」の方が、よりリアルで懐かしい気持ちに浸れる絵本でした。


うちの長男も今年で6歳…6年ってあっという間なんだなーとしみじみ。また数年経ってからこの絵本を読んだら、また違ったしみじみを感じるかなぁ。