「おばけのばむけ」
作:佐々木マキ
我が家でずっと人気絵本だったこの絵本。
昔仕事でお世話になった方のおうちを訪問した際、子供たちにプレゼントしていただきました。
この絵本、おばけの世界に行くというストーリーも楽しく、挿絵も子供がワクワクするモノが散りばめられているので、とても楽しめます。子供が見つけたおもしろいモノをきっかけに親子の会話もはずむかも。そして挿絵の色合いはファンシーでカワイイ。おばけの話なんだけど、怖くはなくて楽しい絵本です。
おばけの世界できのこちゃんとばむけは、お父さんのおつかいで、2人でお買い物にいきます。この絵本をよく読んでたころはまだ子供たちだけで買い物したことなったけど、いまは兄弟2人でコロコロやベイブレードを買いにいきます。お母さんのおつかいも、そろそろ頼めるのかな。
おばけの世界はもちろん楽しいんだけど、私が好きなのは、おばけの世界に切り替わるタイミングと、いつもの世界に戻ってくるタイミングの切り替わりです。異世界との切り替わるタイミングってワクワクします。
そして、ばむけは現実の世界の猫ちゃん?そう思って見ると、このお話って、街版の「もりのなか」なのかなって思います。子供の空想の世界が、おばけの世界を見せているのかもしれないと読むこともできる絵本。
おばけの世界から戻ってきたきのこちゃんが、お父さんに体験談を話した際、お父さんはきのこちゃんの話を否定したりしません。「ほう、そりゃ、よかったね」と肯定的に聞いてあげるんです。
私は子供との会話にまで厳密さや正確さを求めてしまったりしますが、細かなことを気にせず、子供の空想の世界を一緒に楽しめることって、とても素敵ですよね。
小学校になったいまでも、息子たちはSCPや都市伝説について、しきりに説明してきます。空想のお話で役立たない意味のない情報と思わずに、私も「ほう、そりゃ、よかったね」と肯定的に子供の話を聞ける親であろう。


