「ジョブカードを作成してみては」と4枚のシートを渡されました。
さあどのシートから書けばいいのでしょうか。
特に年配の方で部署の移動が多い方・職歴がたくさんある方、資格など沢山お持ちの方などは4枚をさっとご覧になり、書ききれないと感じたら記入始める前にコピーをお勧めします。
でははじめてみましょう。
職務経歴シート(様式2)から始めると取り掛かりやすいと思います。
名前の通り職歴を整理するツールです。
記入することで「職業能力ツール」として応募書類に添付することが可能です。
完成すればレイアウトを変えて職務経歴書を作る作業ができます。
これまでどのような仕事に携わり、その時に学んだことなど強みや自信に
つながることを記入されるとよいと思います。
これまで取得してきた免許や資格の整理をしましょう。
これからのキャリアに所得下免許資格がどのように生かせるのか考えながら記入されるとよいと思います。
専門的な資格であればどのような資格なのかだれでもわかるように記載されることをお勧めします。
これまで学校や職業訓練で学んできたことを整理
「何を学んできたのか」を整理することで職務経歴や免許資格とともに自分の強みを考えるうえで大きなヒントを得ることが出来るでしょう。
様式2 様式3-1 様式3-2 これについては
これまでのご自分の棚卸。つまり過去です。
これまでの自分を振り返ることにより、ご自身のこだわり価値観 興味関心
強み能力 自分自身が整理できることと思います。
それでは最後に1-1キャリアプランシートを記入していきましょう。
キャリアプランシートは書いた日から未来に向けてのシートとなります。
キャリアプランシート完成させれば、面接で志望動機・自己PRは自分の言葉で
答えられるようになります。
すでに記入済みの様式2 様式3-1 様式3-2 の右の枠内容等を参考に記入してください。
現状の認識・現状把握です。これからのスタートラインになるところです。
現状の自己理解・把握等 こちらもスタートラインです。
自分が自信を持っていること。他人から言われたエピソードなど
苦手なこと。自分で課題と思っていること。➡ そのことを前向きに
将来像(あるべき姿・仕事と働き方)将来の姿から目標設定 年配向き
(中長期的に5年後10年後・・・)近いほうから設定する場合 若い人向き
上の行の(将来取り組みたい仕事や働き方)と現在のギャップ・課題
実施手段や計画 目標達成のための方法を記載する。
これからの職業生活に向けて身に付けたいこと。また不足していると感じる事。
学習したいこと。など
ジョブカード作成は人によっては結構な時間を要し、簡単な作業ではありませんが、ジョブカード作成に取り組めば、今まで気づかなかったことにも気づくことが出来、ご自分がよくわかります。面接時に困ることはないと思います。
自己PRでは応募した事業所で自分に何ができるか(何に貢献したいか)
端的に話せると思います。
これから仕事をする(探す)にも不足する部分があると気付けばギャップを埋める方向に繋げられます。
ジョブカード作成と同時にキャリアコンサルティングの事前予約もおすすめします。