「職務と役割のプランニング」
キャリアがうまくいくためには、個人の欲求と組織の要望が互いに釣り合っていることが必要です。個人の欲求ばかりを強調してもうまくいかないし組織の要望ばかりを聞いていてもうまくいきません。この両方を分析することが大切です。
個人の欲求の分析はいわゆる自己分析です。自己理解を深めることで価値観を明確にありたい自分との繋がりを強く感じることができるほど職業への満足度はあがります。
今回からは個人の欲求と組織の要望をわかりやすく分析していきましょう。
◆「職務と役割のプランニング」
キャリア上の目標が市場の動きや長期的な個人プラントうまく符合しているかどうか確かめるために、誰もが自分の職務を定期的にチェックすべきです。
この定期的なチェックを「職務と役割のプランニング」と呼びます。
◆「職務と役割のプランニング」がどのように役に立つのか
・自分に対する他の人々の期待と自分の職務との関連理解
・自分の職務における中心的な利害関係者(自分のやっていることに興味関心、
要望、意見、助言等を持つすべての人々)についての理解
・中心的な利害関係者が自分に対して持つ期待への理解
・仕事環境における予想される変化への理解
・これらすべてのことが自分の職務に対して持つ意味合い
次回からはシャイン博士の有名な理論「職務と役割の戦略的プランニング」について具体的に考えましょう